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2015.03.25 04:40|ブルターニュ地方
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昆布を温室で乾燥させてみる 


先日はヨーロッパで日食でワイワイしていましたが、私の家からはあいにく曇りでなにも見えませんでした。
友達はポテトチップスの袋を使ってみることができるだとか言っていましたが、信用になりません。
いくらリサイクル大好きだからって。。
専用メガネもどこも在庫ゼロになっていて、見ることをはじめからあきらめていたけど、
ポテトチップスの袋に頼るくらいならいっそのことあきらめたいところ。
もう一人の友達は段ボールにせっせと穴開けてましたが、結局見れずにかわいそうでした。

ところで日食との関係で15年に一度の大きな潮引きがあったので、海へ海藻狩りに行ってきました。
特に今は海苔がシーズン終わりの方(11月から2月が旬)なので、ごそっ、と摘んできました。
収穫ははさみを持って行って、根本を残すように収穫します。
こうすると来年も生えてきます。
ハーブティー用の植物の収穫とおなじく、なるべく自然を破壊しないようにしています。
ということで収穫はロワイヤル昆布、海苔、アリコ デ マー(海の豆)、なんか辛い海藻の4つ。
ブルターニュ地方の海藻はなんと、すべてが食用!
おいしいのとそうでない物の違いはあるけど、毒のもっている海藻はないそうです。
緑の海藻がビーチに積もってしまって発酵して猛毒になり、
散歩中の馬や犬が死亡してしまうことはありますが、その海藻自体ももともと毒性のあるものではないのです。
水温増加の影響のため緑の海藻が生えすぎてしまったことが原因だそうです。

ところで、時々私もボディーボードを片腕に持ちビーチに散歩出かけ、
ぷかぷか浮きながら海藻を食べることがあります。
地元の人からは「この人なんか新種の動物みたい」と思われながら海水浴を楽しんでいます。
そんな海藻好きの私が今回自家製海苔造りにチャレンジしました!

海苔漉きに挑戦!
ブルターニュではなんと海苔が採れるんです!!
かれこれ4年前くらいに、海水浴に行ったらせっせと海藻を収穫する人たちを発見!
興味津々で「なにを採っているの?」と聞くと、「NORI」とフレンチアクセントな日本名「海苔」発言!
えっっっ!!
それ以来、なんでも自分で造りたい私は寿司用乾燥海苔を自分で造ってやると心に決めたものでした。

そして今日!夢がかないました! 

生海苔から乾燥海苔の作り方(自己初体験流)

実は紙すきに容量が似ていてこの間の四国での修行が役に立ちました!笑

1.結構大量の水に漬けた生海苔をミキサーにかける(砂が底に落ちるので面倒な洗う作業が省けます)

2.巻き寿司の時に使うすのこに1.を適量にのせる(多くても少なくてもダメでした。穴が出来ない程度にしっかり埋める)
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3、水分をとる(第一次乾燥)
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4.ストーブの周りで乾燥(第二次乾燥)
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猫にストーブの前で見張っていてもらうかもらわないかはあなた次第
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出来上がり!には一晩あればしっかり乾きます。
ジャーン!
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後日、お寿司作って食べたけどおいしかった!!
大成功!!
お試しあれ・・・
って誰もしないか!
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2015.03.02 21:29|コレクティブ生活
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奥にあるのが築400年といわれるわが家
手前が養蜂

今週、ハタケ仕事を開始しました。
私は6人での共同生活(コレクティブハウス)をフランス、ブルターニュの田舎でしています。
自給自足を基準にやってみよう!と今年から約5000m2の土地で野菜とハーブづくりを始めます。仲間は前にも一緒に畑をやったことのある人たちで、まあいわゆる愉快な仲間たちです。
その彼らは私が日本に家出している間、どうやら仲間を増やしていたらしい。
新しい仲間はうちから300mほどに住んでいるお隣さんである。
“輪作”(農業の手法の1つで、同じ土地に別の性質のいくつかの種類の農作物を何年かに1回のサイクルで作っていく方法。栽培する作物を周期的に変えることで土壌の栄養バランスが取れ、収穫量・品質が向上する。これにより、連作での病原体・害虫などによる収穫量・品質の低下の問題を防ぐことが出来る)を可能にするために、
彼らの土地をジャガイモ、
私らのは玉ねぎとニンニク、
という具合に共同で農業をして収穫を分け合うということをオーガナイズしたらしい。
二週間に一度どちらかの家に集まって一緒に農作業をする、などということを決めたらしい。
珍しくいいアイディア出すんじぁゃん!と私も大賛成。
かなり理想的。というか、まさに私の農業のやり方の理想がこれ。今までも色々な形の農業をたくさんの国で見てきたけど、個人でやってらっしゃる農家は仕事がたくさんあって大変そう。農業以外の活動が限られてくるし、私は怠け者だからなるべく楽なやり方で、っていつも考えちゃう。
なんたって人数が多いほど仕事が早い!私の師匠で旦那さんと二人で農業やってらっしゃる方なんかは、旦那さんが一人で家を20年かけてお仕事の傍らご改造なされたけど、私の経験上、仲間内で40人くらいである家を改造した時は、1週間で住めるようにはなっていたのを見たことがある。
でももちろん、大人数だとマイナスの面もある。
たとえば、たくさん話し合いしていかなければいけない。仲良くやっていかなきゃいけない。人間関係が一番面倒くさいところ。(私以外みんなフランス人だから、日本語で彼らのことブログ書いても誰にも読めないのを利用しての本音トーク。笑)
一緒にやっていくなかで、話し合い、コミュニケーションが一番大事なことだと最近わかってきた。時間がどんなにかかっても、これがないとうまくいくものも行かない(これはコミュニティハウスでなくても家庭でも言えることだと思う)。私たちのコミュニティハウスでは、みんなが思ったことが言えるように、引っ込み事案な人も発言できるような、よくしゃべる人が(リーダー的人)場所をとりすぎないという仕組みも取り入れている。たとえば、人の発言は遮断したり、否定したりしないで最後まで聞くなどいろいろルールがある。まあそんなに簡単にいつもいかないけど、その観念がみんなにないよりは全然いい。日本では“気を遣う”の文化があるけど、フランスはゼロに等しいし、フランス人は強力な個人主義者と考えたうえで言うと他のフランス人に比べて私の周りは気を遣えるように多少なったと最近思う??どうだろ?

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ルメックスの草取り

文化といえば、
一つの文化がもう一つの文化に浸透してゆくって難しいことだとつくづく思う。
しかも物を大事にすることで知られているフランス人は、弱点として新しいものを受け入れるのが苦手なようだ…
昨日うちに遊びに来てくれた友達が、家は居心地がとてもいい!と言ってくれた。
自慢じゃないがそういってもらえるのは初めてのことではない。
私が欲しい日本の快適さを廻りのフランス人に求めて10年。
”気遣い”以外にも、家では靴を徹底して脱ぐこと、床でゴロゴロできること、露天風呂を作ったこと、などなどがやっと浸透してきたけど、これらが気持ちのいいことだって認識してもらうのに時間がかかった。
朝ベットを出るときに靴を履き、寝るまで靴を一日中履いている映画に出てきそうなフランス人は少なくない。
人のうちに来て、靴を脱げないという人も少なくない。なぜなら靴を履きすぎて足がくさくなっているから!!
清潔レベルで判断すると、靴を履いている方がまだマシということ。
どういうことっ!?
最初は私のわがまま程度にしか思われてなかったけど、異文化のいいところを受け入れてみると意外といいってことに気づいてもらった。でも結局どの文化にも言えることだと思う。偏見はよくない!
だから、いつも一緒に居るコレクティブハウスの仲間の間はお互いの違いを理解していくことが不可欠なのです。
理想像としては…笑

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我が家のプリンセス、”ミネット”
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Author:aromedefrance
こんにちは。フランスに来て10年。アロマセラピストとして講師をしていた傍ら、自分でエッセンシャルオイルを造るため、フランスのハーブ農家さんの元、修行を重ねる。ここでしかないハーブ、アロマ情報をシェアしていきます。英国IFA認定アロマセラピスト、仏国農業省認定ハーブコースサティフィケート取得

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