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2018.06.11 12:49|Lien情報
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1年ぶりににブログを書いています^^;
フランスから北海道に戻ってきて一年、本当に色々な事がありました。
ニュージーランドでシングルマザーになると決意し、
2018年5月22日に憧れの自宅出産で子供を生みました。
高齢出産で、しかも初産で、シングルマザー。
主治医から自宅出産の許可が出るとは思っていなかっただけど、
身体を動かしていて、食事にも気をつけていたせいか体重が7キロ(8キロ増加が理想体重だそう)しか増えず、経過も順調だったため、主治医が「ダメだと言う理由がない。」と半分不満そうに(笑)許可を出してくれました。
いざ自宅出産にすると決めてからは、益々”自分のお産”という感覚が強くなっていきました。
お産の場所を準備するのも勿論自分。カーテンを作ったり、外にある小屋の内装をしたり、人が泊まれる様に時間をかけて準備しました。
陣痛用のよもぎ入り米ぬかカイロも手作りで用意しました。
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実際のお産は突然にやってきました。
いつも通り1日の畑仕事を終えて、家に入って見るとなんだかいつもと違う感じ。
家には畑のお手伝いの友達や、たまたまその日に泊まりに来た通りがかりの友達など、相変わらず賑やかな環境。
私の描いたバースプランと大分違ったけど、行き当たりバッタリな感じも今思えば私らしいかなと。
ずっとこの日まで信頼関係を築いてきた助産師さんが到着してからは、安心したせいかあれよあれよと言う間に本陣痛がやってきて、その6時間後の午前1時に産声を聞きました。
痛すぎて四つん這いでグルグル布団の上を回っていた時はまるで動物の出産の姿だったと思います。
自分の本能を感じました。
長年やっているヨガの呼吸法で痛みと向き合ったら上手く子宮が開いたように思えました。
娘が痛い思いをしているのは見たくないと言って、立会いを拒否していた母も結局お産に協力してくれて、母がしばらくの間背中を摩ってくれていた時にいきみたくなってきて「いきみたいです」と告げると、助産師さんが「あら、全開してる」と言ったのでいきむ事にしました。
そうしたらそこからはもう15分くらいだったと思います。
初産にしてはかなりの安産。
しかも羊水の膜がとても分厚くできていたらしく、最後まで破水無しの膜ごと生まれてくるラッキーベイビー。
噂通り凄く痛かったけど、産んだ後に「もう一人産みたい。」と思いました。
母も赤ちゃんが出てくるところを見れて感動していました。自宅出産反対だった両親は、終わってみれば「すごく良かったね」と納得していました。
友達には「お産の当日まで鍬を持つ妊婦」と言って笑われましたが、同時に私を見ていたらどうすれば安産になるのか勉強になったと言ってくれたのは嬉しかった。
お産の後は自分でへその緒を切らせてもらい、胎盤も食べさせてもらえました。
自分を食べるなんて貴重な経験。
なんと表現して良いのか分からないけど、自分と赤ちゃんの味がしました。笑
自宅出産を選んで、沢山の友達、家族、尊敬する助産師さんに囲まれて、幸せなお産になりました。
私の様に自分が納得の行くお産経験ができる方が増える事を願うばかりです。
でも自宅出産専門の”産婆さん”をサポートしてくれる病院が少なくて、どんどん減って来ているのが現状らしいです。
昔は自宅出産が100%だった日本も、今は0.1%の人しかいないそう。

そして私がとっても順調な妊婦生活&出産&産後を過ごせているのは人体実験的に取り入れたハーブ生活のお陰だと実感したので、是非この情報をシェアしたいと思いブログに綴ります。

元々、ハーブティーは7年ぐらい前から毎日飲み続けているので、身体に良い影響があることは実証済み。
例えばハーブティーを毎日飲んでいなかった2010年に行った健康診断と飲み始めてからの2015年の健康診断の結果はびっくりするほど違っていて、2015年の方がコレステロール値が下がっていたり、全体的に若返っていたのです。
妊娠しやすい身体に変えてくれたのも結局ハーブだったのではないかと思います。
そんなハーブの効果を妊娠期間に使わない手はないと思っていたので、今回の初めての妊娠で自分を実験台にして、ここぞとばかりにリアンの製品をフル活用!様々な摂取の仕方を試してみました。

まずは妊娠初期から飲んでいた
マタニティーティー
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これは自分が妊娠した事をきっかけに作ったブレンド。商品として販売もしています。
もちろん自分で栽培したハーブを使用。
妊娠中に必要とされる葉酸をはじめ、鉄分、ミネラル、カルシウムなどを含むネトル、整腸作用のあるジャーマンカモミールとペパーミントとの爽やかな香りで、つわりも軽減するのに使い、情緒不安定になりがちな感情を穏やかにしてくれると言われるレモンバーム、ビタミンCたっぷりのローズヒップを加えました。

副作用のある薬や、摂取量が偏りがちなサプリメントが嫌いな私は結局、葉酸のサプリを摂らずにハーブと食べ物で葉酸を補いました。それからつわりも殆どなく仕事もできました。

カレンデュラオイル

妊娠線・・・これを恐れていた私は初期からずっと使い続けていたのが、このインフーズドオイル。
自分で育てたカレンデュラをオーガニックのオリーブオイルに漬け込んだ浸出油は、鎮痛、抗炎症作用の他にも、お肌を柔らかくしてくれる働きがあります。
結果は、1本も妊娠線が出ませんでした!
会陰マッサージや乳頭ケアにも使いました。

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会陰マッサージ・・・赤ちゃんが通る時に切れないように柔らかくしておくために臨月前から始めました。
結果はというと1センチくらい切れてしまいましたが、ほんの少しで済みました。
助産師さんが「赤ちゃんが必要以上に回転して出て来たからその時に切れたのよ」とおっしゃっていました。
赤ちゃんは産道を出てくるときに、頭が出た後、90度回旋して肩が出る様にするらしいのですが、私の子は180度も回っちゃったみたです。頑張り過ぎちゃったみたい。
切れたところにはラベンダー精油を原液で塗って消毒、回復に使っていたら、なんと2日で傷口が塞がっていました。

乳頭ケア・・・割と早くからお腹に塗るついでにお風呂上がりに毎日塗ってマッサージしていたら、助産師さんに褒められるほど柔らかくなり、産んでから1日で母乳が飲めるようになりました。

この話をママ友にお話すると「欲しい!」と言われる事が多かったので、産後の身体だけど、毎日少しずつ瓶詰めしました。
欲しい方はリアンのショップでご購入いただけます。数に限りがありますので無くなり次第終了です。予めご了承くださいませ。
インフューズドオイル

*キク科のアレルギーをお持ちの方はお控えください。
*保存用にリアンのラベンダー精油を1%入れてありますので、新生児へのご使用はお控えください。また、授乳の際は一度拭き取ってから授乳してください。


ラベンダー精油
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お産・・・精油はもちろんお産の時にディフューザーに入れて使いました。
陣痛を早めるのと、リラックスする目的で。
その他にも陣痛を緩和するためのマッサージオイルを作っておきましたが、痛いものは痛かった!
でも初産なのにスピード出産だったのは、1週間前から飲み始めたラズベリーリーフティーと、ラベンダーオイルのお陰だったのかもしれません。

夜泣き・・・赤ちゃんがどうしても泣き止まず興奮して、困った時にディフューザーに入れて焚いてみたら、コテっと寝てくれました。あんまり使うと慣れてしまうのではと思い、今は本当に困った時だけ使っていますが、この先夜泣きとラベンダー精油の効能レポートはまだ続けたいと思います。(長いレポートになりそう・・)

へその緒・・・助産師さんが皆さんの産後健診の時に、へその緒の消毒にうちのラベンダー精油を使ってくれているみたいです。うちの子も勿論ラベンダー精油を使用。

ローズウォーター
ば

オムツかぶれ・・・ローズウォーターはその美容効果だけではなく、殺菌作用も強い事から、オムツかぶれの原因となるカンジタ菌の発生を予防してくれるそうです。
うちの子にはオムツ変えの時にスプレーしてコットンで拭き取る、お尻ふきとして使っています。

湿疹・・・この間うちの子の目にモノモライの様なものができていたので、綿棒でローズウォーターを塗ってあげたら次の日の朝には消えていました。

よもぎ
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よもぎ蒸し・・・臨月に入って、出産準備のためによもぎ蒸しをしていました。最後のよもぎ蒸しがきっかけでお産に繋がったようでした。なので予定日過ぎても陣痛が来なくて困っている方におすすめかもしれません。

よもぎ風呂・・・うちの庭でとった春一番の新芽よもぎを乾かして、毎日の赤ちゃんの沐浴に使っています。一握りのよもぎを10分ほど煮出して、煮出したものを予め用意したお風呂に入れる。冷え、腰痛、湿疹に良いそうなので、赤ちゃんにもバッチリ。うちでは生後しばらくは刺激の強い石鹸を使う代わりによもぎを使います。

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妊娠中ハーブを取り入れる他に、私なりに気をつけていた事は、とにかく体を動かすこと、心配しない事、食べ過ぎない事。
ちょうど畑の苗の植え付け時期と私の臨月が重なっていたため、毎日ハードに働いていました。
特にしゃがんだり、立ったりする動作が多かったので良かったのではないかと思います。
母になると心配事は尽きないと言うけれど、子供の力を信じてあげる事をモットーにマタニティー生活を過ごせる様心がけていました。食べ過ぎもあまりなかったですが、食べたい時に食べたいものを食べるという事をしていました。
とにかくなるべくストレス原になるものは排除していました。
今情報に溢れる時代ですが、何が自分にとって大切なのか、本質なのかが、見極められる力が必要とされる時代ですね。
これからが子育て本番ですが、引き続き私の体験談をまたシェアしていけたらと思っています。

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リアンのショップはこちらです。(^^)/

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Author:aromedefrance
こんにちは。フランスに来て10年。アロマセラピストとして講師をしていた傍ら、自分でエッセンシャルオイルを造るため、フランスのハーブ農家さんの元、修行を重ねる。ここでしかないハーブ、アロマ情報をシェアしていきます。英国IFA認定アロマセラピスト、仏国農業省認定ハーブコースサティフィケート取得

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