フランスで10年、精油作りを目指して
2015.02.23 01:30|アロマセラピー|
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初めまして。
私はフランスに移住して10年、アロマセラピーを始めてからも10年のカナです。
10周年にちなんでブログを作ってみました。
こっちに来てからはアロマセラピーワークショップやアロマ+ヨガ教室などをしてきました。
フランス発信のアロマセラピーやハーブのここでしかない情報を発信していきたいと思います。
フランスは田舎ブルターニュ地方で5人の仲間たちと有機野菜と有機ハーブを今年から始めようとしてます!
暮らしはコレクティブハウス=共同
去年までは農業学校でハーブの勉強をしていました。
その学校はフランスでハーブに興味のある人の間では結構有名で、自由にハーブを育てられる畑や、加工のできる実験室など、設備がかなり整った、フランスでも珍しい国営のハーブ学校なのでした。
なにより素晴らしかったのが、研修手当で勉強しながらお給料がもらえるということ!
こんな申し分のない学校に行けるなんて、いままで頑張ってフランスでやってのが報われたんだって思いました。
まず、フランスのアロマセラピーの浸透状況は、
フランスでは意外とアロマセラピー最近やっと流行り始めた程度。笑
日本みたいに「わー!!」っていきなり流行ってすぐに忘れられることが少ない文化らしく、
流行るものは時間をかけてずっと流行るし、
知らないものは無関心といった人種なのかなという個人的な印象です。
伝統的には蒸留=アルコールという感覚の人が多いと思う。
私が蒸留の話をすると絶対「で、お酒は造るのお?」となぜか厭らしい目つきで私を見てきますが、
私はお酒があまり飲めないので今のところ予定はありません。
フランスの精油農家さんは絶対にアルコールを作りません。
まあ、同じ蒸留器で酒造するとアルコールにラベンダーとかハーブのにおいが入っちゃうという理由はありますが、それよりも、アルコールを造ると税金がかかり、さらに審査が厳しいため、無駄は省くという理由からです。
でも昔から精油の蒸留を伝統的に引き継いで続けている人たちももちろんいます。
それが私が研修先でお世話になった農家の方々。
初めてフランスの伝統的蒸留を見たのは夏2008、憧れの南フランスにて有機栽培や野生植物の水蒸気蒸留法をなさっている農家をお手伝に行ったとき。
その時は、研修にとってもらえる所を探すのに必死。
カタコトで電話交渉。
でもハーブ農家は研修予約でいっぱい!!人気出てきてるのね~。
自然に興味を取り戻す人たちが増えることはとてもいいことなんだけど、私個人にとっては、研修が見つからなくて大変。。
その前の年は受け入れ先の農場に向う道で車をヒッチハイカーに盗まれて行けなかったし(‼‼)、この年はしがみついてました。
でもたまたま、電話した農場の奥さんが指圧を趣味になさるということで、
「日本人なら面白そうだから来てもいいわよっ」て言ってもらってなんと他のフランス人押し切り、一人だけで研修に参加!
参加できなかった人には申し訳なかったけど、
いつも外国人の肩書を背負って身の狭い思いをしているし(移民としての苦悩は色々あります!)、差別を逆に利用する(?)ということになりました。
今年こそは精油の製造過程が学べるんだ!!って張り切っていたのを覚えています。
その時は2週間でしたがワイルドラベンダーを収穫する一週間なんかはエキサイトでした。
ラベンダー畑で一晩過ごして(ちなみに寝袋で外で寝る)、朝起きてまた作業を繰りかす、ハードなスケジュール。
でもラベンダー畑って深ーい眠りに落ちるんですよ!
一度お試しあれ・・・
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私はフランスに移住して10年、アロマセラピーを始めてからも10年のカナです。
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こっちに来てからはアロマセラピーワークショップやアロマ+ヨガ教室などをしてきました。
フランス発信のアロマセラピーやハーブのここでしかない情報を発信していきたいと思います。
フランスは田舎ブルターニュ地方で5人の仲間たちと有機野菜と有機ハーブを今年から始めようとしてます!
暮らしはコレクティブハウス=共同
去年までは農業学校でハーブの勉強をしていました。
その学校はフランスでハーブに興味のある人の間では結構有名で、自由にハーブを育てられる畑や、加工のできる実験室など、設備がかなり整った、フランスでも珍しい国営のハーブ学校なのでした。
なにより素晴らしかったのが、研修手当で勉強しながらお給料がもらえるということ!
こんな申し分のない学校に行けるなんて、いままで頑張ってフランスでやってのが報われたんだって思いました。
まず、フランスのアロマセラピーの浸透状況は、
フランスでは意外とアロマセラピー最近やっと流行り始めた程度。笑
日本みたいに「わー!!」っていきなり流行ってすぐに忘れられることが少ない文化らしく、
流行るものは時間をかけてずっと流行るし、
知らないものは無関心といった人種なのかなという個人的な印象です。
伝統的には蒸留=アルコールという感覚の人が多いと思う。
私が蒸留の話をすると絶対「で、お酒は造るのお?」となぜか厭らしい目つきで私を見てきますが、
私はお酒があまり飲めないので今のところ予定はありません。
フランスの精油農家さんは絶対にアルコールを作りません。
まあ、同じ蒸留器で酒造するとアルコールにラベンダーとかハーブのにおいが入っちゃうという理由はありますが、それよりも、アルコールを造ると税金がかかり、さらに審査が厳しいため、無駄は省くという理由からです。
でも昔から精油の蒸留を伝統的に引き継いで続けている人たちももちろんいます。
それが私が研修先でお世話になった農家の方々。
初めてフランスの伝統的蒸留を見たのは夏2008、憧れの南フランスにて有機栽培や野生植物の水蒸気蒸留法をなさっている農家をお手伝に行ったとき。
その時は、研修にとってもらえる所を探すのに必死。
カタコトで電話交渉。
でもハーブ農家は研修予約でいっぱい!!人気出てきてるのね~。
自然に興味を取り戻す人たちが増えることはとてもいいことなんだけど、私個人にとっては、研修が見つからなくて大変。。
その前の年は受け入れ先の農場に向う道で車をヒッチハイカーに盗まれて行けなかったし(‼‼)、この年はしがみついてました。
でもたまたま、電話した農場の奥さんが指圧を趣味になさるということで、
「日本人なら面白そうだから来てもいいわよっ」て言ってもらってなんと他のフランス人押し切り、一人だけで研修に参加!
参加できなかった人には申し訳なかったけど、
いつも外国人の肩書を背負って身の狭い思いをしているし(移民としての苦悩は色々あります!)、差別を逆に利用する(?)ということになりました。
今年こそは精油の製造過程が学べるんだ!!って張り切っていたのを覚えています。
その時は2週間でしたがワイルドラベンダーを収穫する一週間なんかはエキサイトでした。
ラベンダー畑で一晩過ごして(ちなみに寝袋で外で寝る)、朝起きてまた作業を繰りかす、ハードなスケジュール。
でもラベンダー畑って深ーい眠りに落ちるんですよ!
一度お試しあれ・・・
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