四国に移住したで自然農を行うお友達のお話し
2016.01.18 17:57|旅|
お久しぶりです!
日本に帰って約一カ月あっという間に過ぎてしまったので、
ここでちょっと近況UP。
今回は珍しく日本の農業に携わる方々のお話しです。
先週、いつも日本に来たら必ずお立ち寄り&ステイさせていただく四国は高知県、本山町に移住された
”めぐみめぐる農園”さんにお世話になった。
春と冬がいっぺんに来たようなところだった。


彼らが東京からこっちに引っ越してかれこれ3年、
都会では考えられなかったすごーくワイルドで過酷な環境で有機(勇気?)農をして生活していらっしゃるご夫婦。
私もフランスではかなりの田舎生活だけど、しかし彼らは小屋!!で暮らしている。
農作業の合間に休憩をとるために作られた小屋。
だからお湯が出るお風呂もなく水洗トイレもない小屋。
冬は家の中でもジャンパーを常に装着しなければならない。寒い。
お風呂は薪風呂だが、入るとき身体が冷えているので、熱湯コマーシャルのように端っこについ飛び出してしまう。

滞在中今年初めて雪が降った!ますます寒い・・・

でもここ、実は湧き水がかけ流しという大きなメリットがある!
もう蛇口などいらないと彼女は言う。
このワイルド生活、お友達ゆきちゃんは笑顔で「凄く楽しい!」と言ってくれた。
そりゃ楽しくないとできないだろう。と思う私。
このゆきちゃんはモロッコで2004年にばったり奇跡的出会いをしたお友達。
その時彼女がフランス語でモロッコのベルベル人(モロッコの原住民族の一つ)の方々との通訳をしてくれて、
「私もフランス語しゃべれるようになって、世界でのコミュニケーションの可能性を広げたい!」と強く思わせてくれたその人。
実は彼女の影響でフランス行きを決意したのだ。
私の人生で彼女の影響は計り知れないと言っても言い過ぎではない。
リアンを立ち上げるきっかけも彼女。
彼女はいつだって、私のターニングポイントにいるのは確かだ。
人生はこのようなスペシャルな出会いがあるかどうかで大きく変わるものだと思わせてくれた。


写真は2004年の私たち。恐ろしいことに10年以上経過してるが私たちはあまり変わっていないようだ。
そんな彼女はこっちに来て和太鼓にハマっている。
私の滞在中、ユキちゃんは地元の和太鼓大会に出場してなんと個人賞の努力賞を獲得。
どこまでも頑張り屋さんだ。
そんな彼女が時間をかけて(本当にすごく一杯・・・)丹念に作る梅干し、干し柿、柚子胡椒は格別だ。
でも東京の親戚に「全部売って」と言われてすでに完売である…。

が、しかし!彼女が作るのはそれだけではない!シアバターがある!
彼女がアフリカまで自分の足で調達するマリ産のシアバターは今や高知で名物と化している。
日本の元祖オーガニックマーケット、高知オーガニックマーケットで彼女たちに会える!
詳しくはこちら

2015年の夏
ユキちゃんのパートナー、順平君は有機農を始めて2年だが、
今年は本腰を入れてお米まで採れてしまった、これまた頑張り屋さん!

2015年夏のお米

2016年1月現在のお米
最初は農業の研修先で勉強していたが、
「これは自学しながら自分でやった方が早いのでは?」と途中から思いなおして、
今は毎日毎日野菜の育ち方を見守りながら、失敗を重ねながら、自然から学ぼうとする姿勢は本当に尊敬する。
今年はキャベツが4回目の正直で成功してすごーく喜んでいた。
種から育てたキャベツを毎日観察して、
蝶々が飛んでいたらチェックして卵などを手でひとつひとつ取り除いていたというからもう脱帽。
彼は趣味も仕事も農業なのだ。
彼はもともと東京で料理人をしていて、いつも全力でおもてなしをしてくれる。

鹿!

自分とこで採れた小豆で作ってくれたデザート。
私がいる時に猪と鹿の肉を持ってきてくれたご近所のかたがいた。
順平くんはとっさに自慢のキャベツを渡して地元ならではの物々交換。
彼がそれをさばき、鹿肉のたたきと猪汁を最後の晩餐にふるまってくれた。
本当に美味しかった。
彼の料理はおいし過ぎて、本当に何を作っても美味しい。
彼を見ていて、本当の料理人は野菜を種から作っちゃうのだと気づいた。
沢山、嶺北地方の自然の恵み頂きました。
彼にはいつか自分の野菜をつかった料理をふるまえるゲストハウスをこの地に作る夢がある。
絶対できる!あとは小屋を広げて、お風呂改造して、トイレ改良して、イゾレーションして・・・うん、できるっ!
工事手伝いに行きますよ!
応援してます!!

順平君のお野菜はめぐみめぐる農園さんへご注文承っております。全国発送してます!

食いしん坊の旅はまだまだ続くのであります。
あれ!?リアンの講演会巡りの旅だった・・・
日本に帰って約一カ月あっという間に過ぎてしまったので、
ここでちょっと近況UP。
今回は珍しく日本の農業に携わる方々のお話しです。
先週、いつも日本に来たら必ずお立ち寄り&ステイさせていただく四国は高知県、本山町に移住された
”めぐみめぐる農園”さんにお世話になった。
春と冬がいっぺんに来たようなところだった。


彼らが東京からこっちに引っ越してかれこれ3年、
都会では考えられなかったすごーくワイルドで過酷な環境で有機(勇気?)農をして生活していらっしゃるご夫婦。
私もフランスではかなりの田舎生活だけど、しかし彼らは小屋!!で暮らしている。
農作業の合間に休憩をとるために作られた小屋。
だからお湯が出るお風呂もなく水洗トイレもない小屋。
冬は家の中でもジャンパーを常に装着しなければならない。寒い。
お風呂は薪風呂だが、入るとき身体が冷えているので、熱湯コマーシャルのように端っこについ飛び出してしまう。

滞在中今年初めて雪が降った!ますます寒い・・・

でもここ、実は湧き水がかけ流しという大きなメリットがある!
もう蛇口などいらないと彼女は言う。
このワイルド生活、お友達ゆきちゃんは笑顔で「凄く楽しい!」と言ってくれた。
そりゃ楽しくないとできないだろう。と思う私。
このゆきちゃんはモロッコで2004年にばったり奇跡的出会いをしたお友達。
その時彼女がフランス語でモロッコのベルベル人(モロッコの原住民族の一つ)の方々との通訳をしてくれて、
「私もフランス語しゃべれるようになって、世界でのコミュニケーションの可能性を広げたい!」と強く思わせてくれたその人。
実は彼女の影響でフランス行きを決意したのだ。
私の人生で彼女の影響は計り知れないと言っても言い過ぎではない。
リアンを立ち上げるきっかけも彼女。
彼女はいつだって、私のターニングポイントにいるのは確かだ。
人生はこのようなスペシャルな出会いがあるかどうかで大きく変わるものだと思わせてくれた。


写真は2004年の私たち。恐ろしいことに10年以上経過してるが私たちはあまり変わっていないようだ。
そんな彼女はこっちに来て和太鼓にハマっている。
私の滞在中、ユキちゃんは地元の和太鼓大会に出場してなんと個人賞の努力賞を獲得。
どこまでも頑張り屋さんだ。
そんな彼女が時間をかけて(本当にすごく一杯・・・)丹念に作る梅干し、干し柿、柚子胡椒は格別だ。
でも東京の親戚に「全部売って」と言われてすでに完売である…。

が、しかし!彼女が作るのはそれだけではない!シアバターがある!
彼女がアフリカまで自分の足で調達するマリ産のシアバターは今や高知で名物と化している。
日本の元祖オーガニックマーケット、高知オーガニックマーケットで彼女たちに会える!
詳しくはこちら

2015年の夏
ユキちゃんのパートナー、順平君は有機農を始めて2年だが、
今年は本腰を入れてお米まで採れてしまった、これまた頑張り屋さん!

2015年夏のお米

2016年1月現在のお米
最初は農業の研修先で勉強していたが、
「これは自学しながら自分でやった方が早いのでは?」と途中から思いなおして、
今は毎日毎日野菜の育ち方を見守りながら、失敗を重ねながら、自然から学ぼうとする姿勢は本当に尊敬する。
今年はキャベツが4回目の正直で成功してすごーく喜んでいた。
種から育てたキャベツを毎日観察して、
蝶々が飛んでいたらチェックして卵などを手でひとつひとつ取り除いていたというからもう脱帽。
彼は趣味も仕事も農業なのだ。
彼はもともと東京で料理人をしていて、いつも全力でおもてなしをしてくれる。

鹿!

自分とこで採れた小豆で作ってくれたデザート。
私がいる時に猪と鹿の肉を持ってきてくれたご近所のかたがいた。
順平くんはとっさに自慢のキャベツを渡して地元ならではの物々交換。
彼がそれをさばき、鹿肉のたたきと猪汁を最後の晩餐にふるまってくれた。
本当に美味しかった。
彼の料理はおいし過ぎて、本当に何を作っても美味しい。
彼を見ていて、本当の料理人は野菜を種から作っちゃうのだと気づいた。
沢山、嶺北地方の自然の恵み頂きました。
彼にはいつか自分の野菜をつかった料理をふるまえるゲストハウスをこの地に作る夢がある。
絶対できる!あとは小屋を広げて、お風呂改造して、トイレ改良して、イゾレーションして・・・うん、できるっ!
工事手伝いに行きますよ!
応援してます!!

順平君のお野菜はめぐみめぐる農園さんへご注文承っております。全国発送してます!

食いしん坊の旅はまだまだ続くのであります。
あれ!?リアンの講演会巡りの旅だった・・・
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