収穫のお話し
2015.09.15 03:48|農業日誌|
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ただいま。
フランスも収穫の秋です。

フランスの魔女が住んでいそうな怪しい我が家にようやく帰ってきました。
時差ボケでボケボケしながらも、初日から畑。
(ちなみに旅行ミニ知識として、時差ボケはフランスから日本へ行く時は夜眠れなくて、昼間眠たいという大変な状態になりますが、フランスに来るときは、早寝早起きになるくらいだから速攻遊べますよ!みなさん遊びに来てね。それからバックフラワーのレスキューは時差ボケによく効くのでおすすめ。)
今日は久しぶりにハーブのお話しをしたいと思います。
見てくださいこの生命力!!

2か月間ほぼほったらかし状態でしたが、うちは自然農ということもあり、
たくましく雑草の中に肩を並べて私が植えていったハーブや野菜が出迎えてくれました。
これはミントとメリッサ(レモンバーム)が紫蘇と雑草と共存してわさわさしている状態です。
ミントがすっかりお花を咲かせて満開になってますが、
これは実は収穫の時期を見逃してしまったということになるのです。
そこで・・・
フランス式ミントの正確な収穫方法
本来ならばミントの収穫はお花ができる寸前の香りが今にも爆発しそうな時期が適切で、
お天気がよい朝露が乾いた朝11時頃に行うのが一番成分が多いので理想です。
茎の一番下からざっくり切ってブーケにすると乾かしやすいです。
注意することはとにかく温度が高いところでの乾燥は避けること。
早く乾燥するからといって、ついついストーブの近くで早く乾燥させると、
色と香りが落ちてしまいますので気を付けましょう。
そしてメリッサとミントは6月下旬と8月中旬ごろと2回収穫することができます。
こちらはローマンカモミールとカランデュラ(キンセンカ)の収穫。

この花たちは毎日ひとつひとつ手摘みでしか収穫することができません。
とても手のかかる植物ですが、この子達もまたかなりの万能選手であります。
カランデュラの効能
カランデュリン、サポニンなどの有用成分とカロチノイド、フラボノイドなどの色素がベース。これらは、鎮静作用、抗炎症作用があり、皮膚を再生して傷を癒す力が強い。そのため、痛痒い肌、荒れた肌、日焼け、火傷のあと、炎症や湿疹がある敏感肌を落ち着かせる。静脈瘤、打撲のときにも使われることがある。
カランデュラの伝統的抽出オイルの作り方

瓶を用意してそこにカランデュラのお花を入れていく。(ポイント:ぎゅうぎゅう詰め込まない)
オーガニックオリーブオイルをお花がしっかり浸るくらいまで入れる。(お花が出ていたら腐る原因に)
太陽を三週間浴びさせて毎日ビンを逆さまにして混ぜる。
フィルターに通して出来上がり。
ちなみに私が作るカランデュラクリームはこの夏日本でたくさんのお友達に大活躍、大好評の大絶賛でした!
ここからは野菜たちの共存シリーズ。

紫キャベツとかぼちゃ雪化粧の共存。
初めて一緒に育てましたが、かなり上手くいきました。
少々キャベツまで行きつくのが大変ですが・・
今年はかぼちゃもゴロゴロでうっきうき!

テンサイととうきびの共存。

やっぱりテンサイは小動物に狙われやすいので、食べ時を見計らう。
動物と自分のお腹の駆け引きであります。
コリアンダー、アニスミント、リベッシュ、カシス、フェンネル、ズッキーニ、ノコギリソウ、壊れた温室(笑)の共存。

土を起こさない自然農を展開していくために、なるべく隙間をうまく活用していく必要があります。
この反対の単一作物栽培では、農薬や肥料をたくさん必要として自然界のバランスも悪くなるのです。
恐ろしいことに近所の単一作物栽培をしている土地は虫の声が一切聞こえないのです。
うちは蜂もかっているので虫だらけですが、
蜂が生きていけない世界は、つまり受粉ができないため野菜もできないので、人間が生きていけない世界です。
消費者が生産を決めるこの世の中、
消費者ひとりひとりに農業にもっと興味をもってもらいたいなと思う今日この頃でした。
よし頑張るぞ!!
リアン ホームページもできました。
http://aromadefrance.jimdo.com/
リアン ネットショップも見てね。
http://lien.base.ec/
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ただいま。
フランスも収穫の秋です。

フランスの魔女が住んでいそうな怪しい我が家にようやく帰ってきました。
時差ボケでボケボケしながらも、初日から畑。
(ちなみに旅行ミニ知識として、時差ボケはフランスから日本へ行く時は夜眠れなくて、昼間眠たいという大変な状態になりますが、フランスに来るときは、早寝早起きになるくらいだから速攻遊べますよ!みなさん遊びに来てね。それからバックフラワーのレスキューは時差ボケによく効くのでおすすめ。)
今日は久しぶりにハーブのお話しをしたいと思います。
見てくださいこの生命力!!

2か月間ほぼほったらかし状態でしたが、うちは自然農ということもあり、
たくましく雑草の中に肩を並べて私が植えていったハーブや野菜が出迎えてくれました。
これはミントとメリッサ(レモンバーム)が紫蘇と雑草と共存してわさわさしている状態です。
ミントがすっかりお花を咲かせて満開になってますが、
これは実は収穫の時期を見逃してしまったということになるのです。
そこで・・・
フランス式ミントの正確な収穫方法
本来ならばミントの収穫はお花ができる寸前の香りが今にも爆発しそうな時期が適切で、
お天気がよい朝露が乾いた朝11時頃に行うのが一番成分が多いので理想です。
茎の一番下からざっくり切ってブーケにすると乾かしやすいです。
注意することはとにかく温度が高いところでの乾燥は避けること。
早く乾燥するからといって、ついついストーブの近くで早く乾燥させると、
色と香りが落ちてしまいますので気を付けましょう。
そしてメリッサとミントは6月下旬と8月中旬ごろと2回収穫することができます。
こちらはローマンカモミールとカランデュラ(キンセンカ)の収穫。

この花たちは毎日ひとつひとつ手摘みでしか収穫することができません。
とても手のかかる植物ですが、この子達もまたかなりの万能選手であります。
カランデュラの効能
カランデュリン、サポニンなどの有用成分とカロチノイド、フラボノイドなどの色素がベース。これらは、鎮静作用、抗炎症作用があり、皮膚を再生して傷を癒す力が強い。そのため、痛痒い肌、荒れた肌、日焼け、火傷のあと、炎症や湿疹がある敏感肌を落ち着かせる。静脈瘤、打撲のときにも使われることがある。
カランデュラの伝統的抽出オイルの作り方

瓶を用意してそこにカランデュラのお花を入れていく。(ポイント:ぎゅうぎゅう詰め込まない)
オーガニックオリーブオイルをお花がしっかり浸るくらいまで入れる。(お花が出ていたら腐る原因に)
太陽を三週間浴びさせて毎日ビンを逆さまにして混ぜる。
フィルターに通して出来上がり。
ちなみに私が作るカランデュラクリームはこの夏日本でたくさんのお友達に大活躍、大好評の大絶賛でした!
ここからは野菜たちの共存シリーズ。

紫キャベツとかぼちゃ雪化粧の共存。
初めて一緒に育てましたが、かなり上手くいきました。
少々キャベツまで行きつくのが大変ですが・・
今年はかぼちゃもゴロゴロでうっきうき!

テンサイととうきびの共存。

やっぱりテンサイは小動物に狙われやすいので、食べ時を見計らう。
動物と自分のお腹の駆け引きであります。
コリアンダー、アニスミント、リベッシュ、カシス、フェンネル、ズッキーニ、ノコギリソウ、壊れた温室(笑)の共存。

土を起こさない自然農を展開していくために、なるべく隙間をうまく活用していく必要があります。
この反対の単一作物栽培では、農薬や肥料をたくさん必要として自然界のバランスも悪くなるのです。
恐ろしいことに近所の単一作物栽培をしている土地は虫の声が一切聞こえないのです。
うちは蜂もかっているので虫だらけですが、
蜂が生きていけない世界は、つまり受粉ができないため野菜もできないので、人間が生きていけない世界です。
消費者が生産を決めるこの世の中、
消費者ひとりひとりに農業にもっと興味をもってもらいたいなと思う今日この頃でした。
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